気になる、タバコの将来

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1 紙巻きたばこから撤退を表明するフィリップモリス社

紙巻タバコや加熱式タバコのIQOSを販売している大手企業であるフィリップモリス社が、将来的には紙巻タバコの販売から撤退して、新型タバコへのシフトを表明しています。 加熱式タバコの販売台数が急増していることからも、紙巻タバコの販売撤退を明言したと考えられます。
ただし、日本においては受動喫煙対策が強化される法改正を巡って、紙巻タバコだけではなく加熱式タバコも規制対象となる案が厚生労働省より示されています。

2 急速なたばこ離れ

日本たばこ産業による調べである「全国たばこ喫煙者率調査」を見ると、喫煙率は年々減少傾向にあります。 喫煙率のピークであった1966年には男性83.7%、女性18%と高い数値にありましたが、2018年には男性が27.8%、女性が8.7%にまで減少しているのです。
この喫煙者の減少の背景には、受動喫煙の健康被害への意識の変化があります。 喫煙者本人だけではなく周囲に悪影響を及ぼすという認識が強まり、喫煙所が減少していっているということが喫煙率の低下の原因の1つです。 2020年4月に施行される「健康増進法の一部を改正する法律」によって、飲食店などでは禁煙となるので、より禁煙や分煙が進むでしょう。
また、喫煙環境だけではなく、たばこの値上がりも関係していると言えます。 1970年代は1箱150円前後であったたばこは、2019年には500円近くになっているのです。 このことから、気軽に購入し辛くなったことも喫煙者のたばこ離れを加速させている原因です。

3 リスクを低減させる製品の広がり

たばこ離れが進む中で、たばこの代わりにリスク低減製品の需要が高まってきています。 JTグループは、たばこの喫煙に伴う煙が発生しないploomやvapeといった製品を出しています。
また、フィリップモリス社もアイコスを成長させているなど、各たばこ会社がリスク低減製品に力を入れて事業の柱としているのです。 健康志向や喫煙場所の減少、受動喫煙問題などに各たばこ会社が対応できる策が加熱式タバコや電子タバコであり、今後はますますマーケットが拡大されていくことが予想されます。
特に、タバコ葉を使わないvapeに関しては、リスク低減製品としての需要が高まるでしょう。 紙巻たばこ製品の販売が減少され、新たばこ製品に移行していく未来も近いと言えます。

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