電子タバコ・VAPEコラム

イギリスで証明された電子タバコの禁煙効果と日本の今後

イギリスで証明された電子タバコの禁煙効果と日本の今後

VAPEは禁煙を支援するツールとなりうるのか?

今世界で徐々に広がりを見せている電子タバコVAPE。
火を使わずに安全である点や発がん性物質のタールが発生しない点、臭いが発生しない点など、通常のタバコと比較すると安全性が高いことが話題となり、喫煙が健康面で問題視されている現在においてタバコに置き換わるツールとも言われています。

この電子タバコVAPEに期待するべきは健康に対する安全性だけではありません。禁煙効果にも期待が高まっています。

電子タバコVAPEは専用のリキッドを使いますが、リキッドにはニコチンが含まれているものもあるため、喫煙者でも満足して使うことができます。つまり、VAPEを使い続けることができるということです。

またタールが発生しないことから、通常のタバコよりも健康被害が少ないことは明らか。となれば、電子タバコVAPEに禁煙効果はあると言っても問題はなさそうです。

しかし、世界的に見れば電子タバコVAPEを禁煙支援ツールとして容認する動きには至っていません。それどころが、電子タバコに禁煙があることは解明されていないという発表まで為されました。

このように、電子タバコVAPEに対しての動きがあまり良いとは言えない状態の中、イギリスだけは動きが異なります。

イギリスによって示されたVAPEの禁煙効果

イギリスでは電子タバコVAPEに対して前向きな考え方を示しています。様々な研究者や研究機関によって電子タバコVAPEの禁煙効果を研究しているのです。そして、禁煙効果があることを証明する結果を発表しました。

イギリスでは2011年から2016年の間に、禁煙成功者が14%から23%に急上昇しました。この理由についてボストン大学医学部のマイケル・シーゲル博士は電子タバコVAPEが効果を発揮したと述べています。なぜなら、2007年から2011年の間の禁煙成功者は横ばいで、上昇の兆しは見えていなかったからです。

また、マイケル・シーゲル博士は他の禁煙方法についても研究を行っています。禁煙方法で一般的なものにニコチンパッチが挙げられますが、ニコチンパッチを使って禁煙を行った場合と電子タバコVAPEを使って禁煙を行った場合、ほぼ同等の効果、もしくはニコチンパッチよりも良い効果が表れたという研究結果を示しました。 ここから見ても、電子タバコVAPEに禁煙効果があると言えそうです。

ロンドン大学ユニバーシティーカレッジの研究者もまた電子タバコVAPEの効果を研究しています。こちらでは9年間で4万3千人もの喫煙者を対象に調査を行いました。その結果、2015年には1日に49人もの喫煙者が禁煙に成功しているという結果がでたのです。

また、40年間タバコを吸い続けた喫煙者が電子タバコVAPEに切り替えることで寿命が9年も延びるという話もあります。

これほどイギリスでは電子タバコVAPEの禁煙効果を前向きにとらえており、禁煙支援の補助ツールとして利用する考えを示しています。

日本での今後の動向

日本でも電子タバコは普及し始めています。しかし、まだ登場したばかりであり、売り切れが続出しているものもあることから、多くの喫煙者に幅広く使われているとはいいがたい状態です。

また、電子タバコの禁煙効果や健康被害が少ないことに疑問を持つ人も少なくはなく、批判的な意見も出ているため、日本で電子タバコが禁煙補助具としての役割を果たすのは、もう少し先のことだと思われます。

しかし、日本でも全く動きがないわけではなく、国立がん研究センターなどが行った電子タバコに対する研究の結果なども目にするようになっています。やはり日本でも電子タバコが禁煙を手助けするという考えを持っているのです。

日本でも電子タバコの研究が進み、1日でも早くイギリスで証明されたような効果を得られるようになれば、喫煙者にとっても非喫煙者にとっても良い世の中になるのではないでしょうか。

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