多くのたばこが2018年10月1日に値上げされました。大手3社で値上げに踏みきり、合計700〜800億円の増税が見込まれています。 なぜこのタイミングで大幅な増税がされたのでしょうか。また、なぜたばこ税を値上げする必要があるのでしょうか。
この記事では、
・たばこの値上げ理由
・増税の影響を受けない「電子たばこ」
についてご説明します。
1 なぜたばこ税は増税されるのか?
たばこの値段はどんどん上がっています。「なぜたばこばっかり増税するの?」と不満を抱えている愛煙家の方も多いと思います。 このタイミングで増税された理由は、来年の消費税増税との関係が深いです。
1年後に消費税の増税が予定されています。軽減税率によって税収が見込めない分野があるため、それを補うためにたばこ税が増税されるのです。
全体として消費税が上がるわけですが、食品などの「生きるために絶対に必要なもの」は消費税が今のままキープされる予定です。ほとんどの商品が税率10%の中、食品は8%のままという具合です。 この仕組みを軽減税率と呼びます。
すると、食品2%分の増税が期待できないのです。この2%を補うために「本来必要ではないたばこで多めに税を取ろう!」という仕組みになっているのです。
増税の対象になるのは紙巻きたばこや加熱式たばこ。電子たばこは増税の対象に含まれていません。健康面だけでなく、税の面から考えて電子たばこに切り替える方も増えています。
2 増税の影響で値上げされる銘柄・金額一覧
値上げの影響を受ける銘柄の中で、人気のものを調べました。今までは多くの紙巻きたばこが400円代でしたが、増税後は500円を超える銘柄も増えてきます。値上げ幅は20〜40円と幅が広いです。
例として、ピースを見てみましょう。今までは460円でしたが、値上がり後は500円。40円の値上げがされました。「たった40円。そこまで気にする必要は無いのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、長期的に見ると負担が増えているのは明らか。1日1箱吸う人の場合、1ヶ月で1,240円の負担増になります。1年では14,880円の負担増。旅行に行けてしまうほどの金額です。
代表的な紙巻たばこ/ 加熱式たばこの改定価格 |
現行 | 改定 | 差額 | 1ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 5年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ナチュラル アメリカン スピリット | ¥480 | ¥520 | ¥40 | ¥1,240 | ¥7,440 | ¥14,880 | ¥74,400 |
セブンスター、ピース(20 本入) | ¥460 | ¥500 | ¥40 | ¥1,240 | ¥7,440 | ¥14,880 | ¥74,400 |
メビウス | ¥440 | ¥480 | ¥40 | ¥1,240 | ¥7,440 | ¥14,880 | ¥74,400 |
ピアニッシモ | ¥450 | ¥480 | ¥30 | ¥930 | ¥5,580 | ¥11,160 | ¥55,800 |
ウィンストン、ハイライト | ¥420 | ¥450 | ¥30 | ¥930 | ¥5,580 | ¥11,160 | ¥55,800 |
キャメル | ¥380 | ¥480 | ¥30 | ¥620 | ¥3,720 | ¥7,440 | ¥37,200 |
ホープ(10 本入) | ¥230 | ¥250 | ¥20 | ¥620 | ¥3,720 | ¥7,440 | ¥37,200 |
プルーム・テック | ¥460 | ¥490 | ¥30 | ¥930 | ¥5,580 | ¥11,160 | ¥55,800 |
2-1.昔のたばこの値段
今回の値上げで1箱500円に値上がりしたピースですが、10年前は1箱300円で販売されていました。たった10年でこの値上がり率なので驚きですね。 2010年にたばこの値上がりがあったため、2010年に一気に100円値上がりしているのです。
ちなみに20年前は1箱240円、50年前は100円程度でした。
過去の値上がり率を見ると、年を経るごとに値上げ幅が大きくなっていると分かります。5年後、10年後を想像しても、値上がりが止まるとは思えません。むしろ値上がりしていくでしょう。
2-2. 海外のたばこの値段
マルボロのサイトを見たところ、日本より遥かに高い国ばかりでした。「日本の値上げはマシな方だな」と感じるほどです。
まずは、オーストラリア。毎年12.5%の増税を繰り返していることもあり、1箱で2,000円強。2年後には3,500円まで値上がりするようです。1箱3,500円になっても吸う人なんて、どれくらいいるのでしょうか。
次に、イギリス。3年前に40%の大幅な値上げをされたため、1,500円弱になりました。オーストラリアほどではありませんが、このように「一気に値上げ」する国もあります。
3 コスパよくタバコ吸った感を得るならニコチンリキッド がオススメの理由
どんどん値上げされているたばこ業界の中で、値上げの影響を受けていないのが電子たばこです。中でもVAPEという電子たばこが人気なので、ご説明します。
電子たばこにはニコチンが入っていないものも多いのですが、自分でカスタマイズすることでニコチンを入れることが可能です。使うのは、ニコチンベースリキッド。 ベースリキッドがあれば、ニコチン無しのリキッドでもニコチン感を味わうことができます。
3-1.ニコチンベースリキッドとは
お手持ちのノンニコチンリキッドと混ぜたり、自作でリキッドを作る用のリキッドで、味が付いていないニコチンリキッドとなります。 禁煙グッズではありませんが、「これで紙巻きたばこをやめられた」というレビューが多数。紙巻きたばこを辞めるためには重宝します。
ニコチンベースリキッドを使うと、ニコチンの量を自分で調節することも可能です。少なめにすることで健康にも良いですし、経済的にもお得になります。
たばこの値上げが進む中ですが、「コスパよくたばこが吸いたい」という方にとっては電子たばこが救世主となりそうです。
3-2.ニコチンリキッド を個人輸入するならvape.shop!
電子たばこ関連商品はインターネットで購入できます。しかし、サイトが全て英語だったり、よく分からない業者が販売していたり、安心して使えないのも事実。 vape.shop!は説明が日本語なので、安心して利用可能です。電子たばこに興味のある方は、ぜひvape.shop!で商品を探すことをおすすめします。
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