VAPEの抵抗値が味や煙に関係する?おすすめの設定や注意点とは

VAPEの抵抗値が味や煙に関係する?おすすめの設定や注意点とは

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VAPEはニコチンやタールを含んでおらず、主に禁煙や節煙、リラックスを目的に利用されています。そんな、VAPEを楽しんでいると「抵抗値」という言葉をよく耳にする人もいるのではないでしょうか。抵抗値はVAPEをより楽しむために重要な要素の1つです。そこで、この記事ではVAPEの抵抗値に対する基礎知識や注意点をまとめてみたので、VAPE愛好家の人は参考にしてみてください。

Contents

1.VAPEにおけるコイルの抵抗値とは

VAPEはリキッドやコイルなど、さまざまな設定やパーツを自由に組み合わせて自分好みの味や煙を楽しめるのが魅力の1つです。そのなかにおいても、コイルの抵抗値は重要な要素になるので、よく理解しておきましょう。まず、コイルの抵抗値とは、「電流の流れにくさを表した指標」のことです。VAPEはボタンを押してリキッドを加熱し、蒸気に変えてその味や煙を楽しむ仕組みになっています。加熱するときに大きな役割を果たすのがコイルであり、一般的に電流が流れやすいほどすぐに蒸気を発生させることが可能です。

抵抗値はそれぞれのコイルによって異なり、流れる電流も変わります。抵抗値の求め方については、オームの法則を理解しておかなければいけません。オームの法則は「電圧(V)÷電流(A)=抵抗(Ω)」で表します。少し難しく感じるかもしれませんが、実際にはどの商品であっても仕様書に記載されているので、確認してみるとよいでしょう。なお、バッテリーは供給できる電圧、および使用可能な電流の範囲が決められています。バッテリーの使える範囲内の抵抗値を持つコイルを使用する必要があることは覚えておくとよいです。

2.VAPEの抵抗値が与える影響

電流の流れやすさは加熱するときの時間や温度に影響があります。リキッドは加熱する時間や温度によって煙の量や味わいに影響があるので、自分好みのコイルを利用するとよいです。たとえば、抵抗値が高いと電流が流れにくくなるので、コイルはゆっくりと低い温度で加熱されて煙量が少なくなります。それに対して、抵抗値が低いと電流が多く流れてコイルがすぐに高い温度でリキッドを加熱するので、煙量が多くなるといった具合です。煙量や味わいについては感じ方に個人差が大きいので、一概にどれぐらいの抵抗値がいいかについてはいえません。いくつか試してみて、満足する商品を選ぶようにすることがポイントだといえます。

3.VAPEにおけるコイルの抵抗値とMODの出力の関係

コイルの抵抗値について考えるときは、MOD(モッド)の出力についても理解しておくとよいです。MODとはコイルに電流を送るバッテリー部分のことで、「テクニカルMOD」と「メカニカルMOD」の2種類に大別されます。そこで、この段落では抵抗値とそれぞれのMODの関係について紹介していきます。

3-1.テクニカルMODの場合

テクニカルMODの特徴は初心者でも安心して使用できることです。なぜなら、テクニカルMODは温度を調整する機能や過電流を防止する機能が最初から付いているからです。また、装着しているコイルの抵抗値に合わせた安全な出力に自動調整してくれる機能が付いているほか、パフボタンの長押しを制限する機能が付いているものもあります。VAPE初心者にとって抵抗値の範囲を計算するのは、少し難易度が高いこともありますが、テクニカルMODであればそのような心配をする必要はありません。コイルに対して、どの程度の電流が許容範囲かどうかを計算する必要がなく、初心者でも扱いやすいMODだといえます。また、テクニカルMODには安全制御のための機能がたくさんついていますが、操作方法が簡単な商品が多いのも特徴です。

3-2.メカニカルMODの場合

メカニカルMODの特徴は、テクニカルMODと違って電圧を自動制御する基盤がないことです。つまり、バッテリーをそのままの電圧で使用するMODなので、電圧の調整ができない点に注意して取り扱う必要があります。メカニカルMODは取り付けたコイルの抵抗値に関係なく電圧が出力されることになり、電流が流れすぎて事故が起こるリスクがある点には気を付けなければいけません。VAPE本体が故障する可能性もあるので、メカニカルMODを使用する場合は安全に使える抵抗値の範囲を把握しておきましょう。テクニカルMODに比べると、メカニカルMODは中・上級者向けのMODだといえます。

4.VAPEの楽しみ方に合わせた理想の抵抗値

リキッドの加熱時間や温度によって味や煙の量は異なります。つまり、VAPEを味わう目的によって求めるコイルの抵抗値も変わってくるのです。少しでも心地よく楽しむために、それぞれの目的に合わせてコイルの理想の抵抗値を知っておきましょう。

4-1.爆煙を楽しみたいとき

VAPEは抵抗値が低いものほど流れる電流が大きくなるので、結果的に出力される電力も大きくなります。流れる電力量が大きいということは加熱する温度もすぐに上昇するので、一度に多量のリキッドを気化させることができます。つまり、コイルの抵抗値が低いほど煙の量は増えるので、爆煙を楽しみたい人に向いている商品だといえるでしょう。爆煙を楽しむ場合は、0.9Ω以下のサブオームと呼ばれる抵抗値を持つコイルを使用するとよいです。一方で、煙量はそれほど重視しない場合には、抵抗値の高いコイルを使用することをおすすめします。

4-2.フレーバーをしっかり味わいたいとき

抵抗値が高いコイルほど流れる電流が小さくなるので、結果的に出力される電力も小さくなります。つまり、コイルの温度が急激に上昇することはありません。少しずつコイルの温度が上昇するにつれて、じっくりとリキッドを気化させる状態になります。すると、リキッドの味わいは濃くて繊細に感じることができるでしょう。フレーバーをしっかり味わいたいときは、抵抗値が高いコイルでじっくりとリキッドを気化させることをおすすめします。

爆煙を楽しみたいときのおすすめの抵抗値は0.9Ω以下でしたが、味わいを重視するときの理想の抵抗値は1Ωより大きいものが良いとされています。VAPE初心者であれば、まずは1Ωぐらいから始めてみて徐々に抵抗値を高くしてみるとよいです。複数のコイルを試してみて、ちょうどよい抵抗値を見つけてみましょう。

5.VAPEの抵抗値の設定方法

結論からいうと、VAPEの抵抗値は自分で調整することができます。しかし、すべてのコイルでできるわけではありません。既製品のコイルであるコイルユニットの場合には、コイルの抵抗値が決まっているので変更できない仕様になっています。コイルユニット固有の抵抗値については、本体に記載があることがほとんどなので確認してみるとよいです。コイルの抵抗値を自分で調整できるのは、自分で作る「コイルビルド」という方法です。コイルの素材や巻き方を自分好みで決めて、抵抗値を調整することができます。

コイルビルドをするためには、コイルを切断するためのニッパーやリキッドをしみこませるためのコットンなどが必要です。最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、2、3個程度作ったら慣れてきます。また、インターネット通販などで、必要な道具が揃っているコイルビルドセットが販売されているので、初心者は利用するとよいでしょう。コイルビルドをすると、自分好みの抵抗値を持つコイルを作れるのはもちろん、既製品を購入するよりリーズナブルになるケースが多いです。長い期間のトータルで考えるとコスト面でもメリットがあるといえるので、挑戦してみるVAPE愛好家もたくさんいます。

6.VAPEの抵抗値に関する注意点

VAPEの抵抗値を自分好みにカスタマイズする場合、通常の抵抗値での使用は特に問題はありませんが、低い抵抗値で使用するときは注意が必要です。なぜなら、抵抗値が低いほど急激に電流が流れるからです。つまり、低い抵抗値で使用すると出力が大きくなって、バッテリーに過度な負担がかかってしまいます。結果的にバッテリーの消耗が激しくなってしまい、早期の交換につながるリスクは高まるといえます。

また、出力が大きいほど煙が大量に発生するので、リキッドの消費も通常より多くなる点もデメリットです。リキッドの補充を気にかけるのはもちろん、コイルの劣化も早まってしまうので、交換のタイミングには気を付けなければいけません。抵抗値が低くなると使用中にVAPE本体が熱くなってくることもあります。そのような場合は、使用を控えて出力や抵抗値の見直しをしたほうが無難です。

コイルの抵抗値とMODの許容できる電流の範囲が適切でない場合、暴発や爆発の危険性があります。よほど慣れてくるまでは、安全装置の付いたテクニカルMODを使用するようにしましょう。

7.VAPEで理想の抵抗値のコイルを自作してみよう

VAPEをもっと深く自分好みに楽しみたいときは、理想の抵抗値のコイルを自作することがおすすめです。この段落ではコイルを自作するときの方法について詳しく紹介していきます。

7-1.用意するもの

手巻きコイルを作成するときに必要な材料は、コイルの材料となる金属線とウィック用の綿です。また、RBAアトマイザー及び対応したMOD、ニッパー、精密ドライバー、Ωメーター、はさみ、ピンセットなどが必要な道具になるので、準備しておきましょう。コイルの材料になる線は「カンタル線」が一般的です。そのほかにも、チタン線やステンレス線などを使用することもできますが、初めて自作するときは巻き方が比較的簡単なカンタル線を選ぶことをおすすめします。

さらに、コイルを自作するときは線の種類だけでなく、太さにも注意して決めるようにしましょう。線の太さによって電流の流れる強さが変わります。つまり、線の太さは抵抗値に大きな影響を与える重要な要素です。線の太さはだいたい24~30まであって、数値が大きいほど細くなり抵抗値も大きくなります。なお、Ωメーターという道具については、あまりなじみのない人が多いでしょうが、簡単にいうとビルドしたコイルの抵抗値を測るための専用の機械です。コイルを作る途中で希望通りの抵抗値になっているかどうかを確かめるときに使います。

7-2.抵抗値の計算の仕方

コイルの素材や太さ、巻くときの直径によって抵抗値は異なります。初心者がこれらを自分で計算することは難しいので、専用サイトやアプリを活用するとよいでしょう。専用サイトでは抵抗値を計算するために必要な情報を入力することで、希望している抵抗値のコイルを作るために必要な巻く回数を教えてくれます。必要な情報はサイトごとによって若干異なりますが、基本的には「素材(カンタル線など)」「ワイヤーの太さ」「巻き径(何ミリごとに巻くか)」などです。最後に希望する目標の抵抗値を入力すれば、自動的に計算してくれます。

サイトによっては具体的にコイルを何回巻けばいいかが表示されるので、初めてコイルビルドをする人にとっては大きな味方になるでしょう。また、コイルビルドのベテランであっても、いつもと異なる抵抗値で作るときに目安となるので便利です。

7-3.巻き方の手順

コイルを巻くときの手順としては、まず目標とする抵抗値に合うように、専用サイトやアプリでコイルの内径や巻き数を決めることから始まります。次に、専用サイトやアプリで決めたサイズと巻き数になるように、コイルをコイルジグや精密ドライバーに巻き付けて手巻きしていきましょう。上手に巻き付けられたら、コイルをアトマイザーに固定し、余分にはみでた線をカットします。

後でトラブルになってはいけないので、この段階で必ずΩメーターで抵抗値が目標値になっているか確認しましょう。もしも希望する抵抗値と異なっていたら、再度巻き直しが必要です。Ωメーターでチェックした結果、目標値であることを確認できた場合は、コイルの熱伝導のムラをなくすために、空焚き(ドライバーン)を行います。そして、コイル全体に均一に熱が入るように電源を切った状態でピンセットでコイルを整え、使用するMODで目標の抵抗値になっているかを確認しましょう。最後にウィックをコイルのなかに詰めて、リキッドをウィックに満遍なく染み込ませたら使用できます。

8.ビルドが難しい人はお手軽なVAPEのコイルユニットを選ぼう

コイルビルドは慣れてくればそれほど難しくはありませんが、VAPE初心者のなかにはハードルが高く感じられる人もいるでしょう。そのような人は、まずは市販されているコイルユニットを選ぶとよいです。コイルユニットを交換して使用できるのは、アトマイザーのなかでもクリアロマイザーと呼ばれる種類になります。そのため、コイルユニットは使用したいクリアロマイザー専用のものを選ぶようにしましょう。

さまざまな抵抗値のコイルを試したいときは、交換用コイルユニットの種類が豊富なVAPEを選ぶのも方法の1つです。そのようなVAPEをどこで探したらいいか分からないという人はvape.shopで探してみるとよいでしょう。vape.shopではコイルユニットのメーカーや種類を豊富に取り扱っており、サイトから簡単に購入できるのでおすすめです。

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