飛行機にVAPEは持ち込めるの?持ち込みに際しての注意点などを紹介

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世界VAPE事情
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VAPEは電子機器であるため、飛行機に持ち込めるのか、持ち込み禁止の国があるのではないかなど、飛行機に乗る際に注意すべき点がないか気になる人も多いのではないでしょうか。この記事では、VAPEの飛行機内へ持ち込めるかどうかや、部材ごとの注意点を詳細に紹介していきます。ぜひ飛行機に乗る際には、参考にしてみてください。なおこの記事の記載はライティング時点の情報であり、最新の情報は必ずご自身でご確認をお願いいたします。

Contents

1.飛行機内にVAPEは持ち込めるのか?

基本的には、2019年現在は、VAPEの飛行機内への持ち込みは可能です。ただし、ルールが変わる可能性も当然のことながら否めません。特にニコチン入りのリキッドなどを使用している場合は、そのリキッドが誤って手などに付着するだけで危険です。少し目を離しただけで、小さい子が触ってしまう危険性もあります。現在においては持ち込みが許されているとはいえ、十分に注意しながら所持しましょう。もちろん、航空会社によってもルールが若干異なることも、頭に入れておく必要があります。確実な回答は航空会社でなければわかりませんので、必ず自己責任で確認をとりましょう。

また、機内持ち込みは可能ですが、受託手荷物として預けられるかどうかは、部品や条件によって異なります。というのも、バッテリーを使用しているため、発火の危険性があるからです。もし、スーツケースなどに入れておいたままだと、検査に引っ掛かってしまうこともあります。また、バッテリーも機内に持ち込める個数が制限されています。いくつも所持して没収されてしまわないように、事前に確認することを怠らないようにしましょう。

2.飛行機内でVAPEを吸えるのか?

結論からいってしまえば、VAPEを始め、飛行機内で電子タバコは吸うことができません。有害物質を発生しないため、禁煙席であっても吸うことができると考える人も中にはいますが、電子タバコの充電も含めて、その使用は禁止されています。ANAにいたっては、ほかの乗客の快適性などを損ねてしまう可能性があるとして、明確に禁止しています。また、国が機内での電子タバコ使用を明確に禁止している場合もあり、アメリカなどがその代表的な例です。アメリカでは、2016年4月から機内での電子タバコ使用を禁止しています。電子タバコから発生する水蒸気を見て火事が起こったと勘違いしてしまう人がいたほか、副流煙の心配をする乗客が後を絶たなかったため、電子タバコの機内利用を明確にうたっています。

3.飛行機に乗る際のVAPE部品別の取り扱い方法

VAPEは精密機器のため、飛行機に乗る際には、それぞれの部品別に取り扱い方法を考慮する必要があります。部品ごとの取り扱い方法の詳細を説明していきます。

3-1.MOD

MODは、バッテリーを抜いた状態であれば、機内持ち込みでも預け入れでも、両方において持って行くことが可能です。ただし、タイプによっては注意しなければなりません。たとえば、リキッドボトルがMOD内に内蔵されているボトムフィーダー式MODでは、気圧によって中のリキッドが漏れ出してしまう可能性があります。それによってほかの所持品にリキッドがついてしまう場合があります。また、前述の通り、ニコチン入りリキッドの場合は、手に触れるだけで大変危険です。最悪の場合、急性ニコチン中毒によって死に至ってしまうケースもあります。ボトムフィーダー式MODを使用する場合は、あらかじめ中を空にしておくか、ボトムフィーダー式ではないMODを持ち込むように心掛けましょう。

3-2.アトマイザー

アトマイザーに関しては、機内持ち込みも預け入れも特に問題はありません。ただし、アトマイザーもタイプによっては注意が必要です。RTAやクリアロマイザー―のような、タンク付きのアトマイザーの場合は、気圧によってリキッドが漏れ出してしまう危険もあります。あらかじめタンクを空にしておくのがもっとも望ましいですが、機種によっては、さかさまにするだけで液漏れを防ぐことができるものもあります。持ち運び方を考慮しつつ、細心の注意を払って持っていくようにしましょう。

3-3.リキッド

リキッドはその名の通り液体のため、いくつかの明確な基準のもと、慎重に持ち運ばなければなりません。まず、容器から漏れ出てしまう可能性があるため、ジップロックなどに入れておくようにしましょう。国内線においては、持ち込みでも預け入れでも、どちらでも可能です。一方、国外線の場合は、液体の持ち込み要件がいくつか存在します。液体は、100ミリリットル以下の容器に入れかつ、容量1リットル以下で縦横それぞれの辺の合計が40cm以内の、透明で何度も封ができるプラスチック製の袋に入れなければなりません。また、一人当たりの袋の数は1つのみ持ち込み可能です。それらに従ったうえで、機内へ持ち込むようにしましょう。国外線の場合でも預け入れは可能なので、破損しないようにしっかりと包装したうえで預けてしまうのも、一つの手です。

3-4.バッテリー

バッテリーもタイプによって制限が変わります。また、ワット時定格量という値に直して考えなければならないことにも注意が必要です。ワット時定格量は、定格定量(Ah)×定格電圧(V)で求めることができるので覚えておきましょう。バッテリーが本体に組み込まれているものについては、ワット時定格量が160Wh以下のものであれば、機内持ち込みも預け入れも両方可能です。一方で、ワット時定格量が160Whを超える場合については、機内持ち込みのみが可能となっています。また、バッテリーが本体とは別になっている機種もあります。バッテリー単体に関しては、前述の通り、発火の危険性があるため預け入れができません。機内持ち込みのみ可能なので、バッテリーも本体と一緒に機内に持ち込んだうえで、取り扱いには十分注意しましょう。

3-5.リビルダブル用品

リビルダブル用品とは、つまりワイヤーやニッパー、ハサミなど、自分でビルドアップする際に必要な工具などのことです。当然のことながら、凶器になり得るものは預け荷物に入れなくてはなりません。まず、ワイヤーは、極端に長いものでなければ問題はないことも多いです。しかし、長さのあるものが持ち込み拒否された事例があります。ワイヤーを持ち込む際は、航空会社に事前に確認するのが最善といえるでしょう。また、ハサミに関しては、先が尖っていないものが条件でかつ、刃体が6cm以下のものであれば機内に持ち込むことも可能です。化粧用のハサミでも持ち込みはできます。ただし、没収されてしまうことが全くないとはいい切れません。気になるようであれば、預け入れてしまう方が良いでしょう。

ドライバーにおいては、長さが15cm以下でかつ、シャフトの長さが6cm以下のものであれば持ち込み可能です。また、ピンセットもハサミと同様、先端が尖ってないものでかつ、強度があまりないものであれば持ち込むことができます。このように、少しあいまいな制限がかかっていることもあり、制限を守っているつもりでも、必ずしも没収されないとはいい難いです。リビルダブル用品は極力預け入れてしまう方が無難だといえるでしょう。

4.VAPE持ち込み禁止の国

飛行機への持ち込みはできても、行き先が海外の場合、国としてVAPEの持ち込みを禁じている場合も実はあります。VAPEの持ち込みを禁止している国を紹介していきます。しっかりとチェックして、トラブルがないようにしましょう。

4-1.タイ

タイでは、2014年より電子タバコ禁止条例が発令されているため、アイコスをはじめとした加熱式タバコや、VAPEなどの電子タバコの持ち込みは禁止されています。当然、商用目的ではなく、個人的な利用においても禁止です。違反した場合には、10年以下の懲役、もしくは50万バーツ(約180万円)以下の罰金が科せられてしまうので、注意しましょう。日本人が摘発された事例もあります。よく確認せずに持って行ってしまうと、最悪の場合、逮捕されてしまいます。タイに行く際にはVAPEはもちろん、アイコスなどの加熱式タバコも一切持っていかない方が無難といえるでしょう。

4-2.シンガポール

シンガポールでは、そもそもタバコの持ち込みに関する制限が非常に厳しく設定されています。同様に、電子タバコの輸入や販売も禁止されており、所持しているだけで罰金の対象となってしまいます。また、空港の入国前・出国後のエリアにおいても国内とみなされているため、手荷物検査場で発見された場合も、警察への通報の対象となる点に注意が必要です。もし持ち込みが見つかった場合には、6カ月以内の禁固または最大で1万シンガポールドル(約80万円)以下の罰金、もしくはその両方が科せられてしまいます。やはりタイ同様、シンガポールもVAPEや加熱式タバコなどは持って行かないようにしましょう。

4-3.台湾

台湾においても、電子タバコは入国禁止物品の一つです。VAPEはもちろん、アイコスなどの加熱式タバコも、機内への持ち込みや受託手荷物としての預け入れもすることができません。チャイナエアラインでは持ち込みを禁止するアナウンスが流れるほど、その警戒は強まっているといえるでしょう。税関審査で発見された場合には、1万〜5万元(約3万5千円〜17万5千円)の罰金が科せられてしまいます。台湾にも、VAPEを持って行くことは控えておきましょう。ただし、出国時の機内持ち込みは可能なので、台湾で入手して自国に持ち帰ることはできます。

5.海外のVAPEの使用事情

海外では持ち込みは許されていても、使用場所が制限されているなど、厳しい規制が存在する国もあります。ここからは、海外のVAPEの使用事情を紹介していきます。

5-1.コロンビア

コロンビアでは、未成年へのVAPEの販売が禁止されています。また、バーやレストランを含め、あらゆる職場においてVAPEの使用が禁止されているため、その使用においてはかなり制限されているといって間違いないでしょう。専用のホールのみで使用が認められているため、もしコロンビアで電子タバコを楽しみたい場合は、使用が許可されている場所をあらかじめチェックしておくことが大切です。

5-2.デンマーク

デンマークの場合、使用制限に関しては日本と似ています。日本ではニコチンリキッドの販売などが禁止されていますが、デンマークにおいては、ニコチンが入っていないリキッドに限り、その使用が可能です。ただし、禁煙目的のような使われ方をする場合に限り、医療機器としてニコチンを含む製品の販売が行われています。そのため、旅行などで行く場合には、デンマークでニコチン入りリキッドを手に入れることは、難しいといえるでしょう。

5-3.イタリア

イタリアにおいては、比較的その制限は緩いといえるでしょう。輸入や販売及び、使用の制限がありません。ただし、未成年においては別です。また、国内にVAPEショップもあるため、VAPEを持ち込んだとしても、手軽にリキッドなどを手に入れることもできるでしょう。日本では手に入りづらかったリキッドや機種も、手に入れられる可能性も十分にあるといえます。

5-4.アメリカ

アメリカにおいては、VAPE大国といわれるほど、その使用は基本的に広く認められています。しかし、誰でも容易に手に入れることができてしまうという問題があることも事実です。実際に、中高生で電子タバコを利用しているユーザーが200万人以上を超えて存在しているというような、社会問題にまで発展しています。そのため、アメリカでは州ごとに電子タバコの扱いを変えているという点には注意が必要です。2019年6月には、サンフランシスコで電子タバコの販売が禁止になる条例が可決されています。

アメリカでVAPEを楽しみたい場合は、自分が行く州の環境を事前に確認しておくことは必須といえるでしょう。また、オフィスやバー、レストランなど、公共施設はほぼ禁止されています。不用意な使用は控えることを心掛けてください。

5-5.マレーシア

マレーシアは、アメリカに次ぐVAPE大国といわれています。そもそもは、マレーシアでは、VAPEは医療機器として扱われることも多いです。いち早く医療機器としての電子タバコを認めたイギリスと同じように、広く愛用されています。特にリキッドは日本人にも人気の高いものが多く、マレーシアを拠点としたリキッドのセレクトショップがあるほどです。クアラルンプールの周辺には、専用のショップが夜店として出ていることもあります。ただし、電子タバコが宗教の教えに反しているという見方もあるのは事実です。2019年現在においては、規制もあいまいに設定されており、VAPEを楽しんでいる人も大勢いますが、今後動きが変わる可能性があるのも否定はできません。

飛行機にVAPEを持ち込む際の注意点を押さえよう!

VAPEは精密な電子機器であるため、飛行機に乗る際には部品ごとにいくつか注意しなくてはならない点があります。飛行機への持ち込みは可能であっても、そもそも持ち込みが禁じられている国もあるので、事前の条件確認は怠らないようにしましょう。確認を怠ってしまうと、VAPEが没収されてしまうケースや、最悪の場合、逮捕などの刑罰が科せられてしまうこともあります。正しくルールを守って、VAPEを安全に楽しみましょう。またこの記事の記載はライティング時点の情報であり、最新の情報は必ずご自身でご確認をお願いいたします。

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