VAPEのMTLって何のこと?美味しい吸い方のコツや注意点を徹底解説

VAPEのMTLって何のこと?美味しい吸い方のコツや注意点を徹底解説

仕組み・吸い方
シェアする
新規会員限定 1000円OFFクーポンプレゼント
Vgt7Dkm

クーポンコードをコピーする

VAPEを楽しんでいく中で「MTL」という言葉を聞いたことがありませんか。言葉だけは聞いたことがあっても、何のことなのかよく分からないという人もいるでしょう。 この記事では、そもそもVAPEのMTLとは何のことを指すのか、MTLの正しい吸い方のコツ、MTLにおすすめのVAPEの選び方などを紹介します。今よりもVAPEを楽しみたいという人は、是非参考にしてみてください。

Contents

1.VAPEのMTLってなんのこと?

VAPEの吸い方は大きく分けると、MTLとDLという2つの種類に分類することができます。そのうちのMTLとは「マウス・トゥ・ラング(Mouth To Lung)」の略で、「口から肺へ」という意味を含んでいます。吸い込んだ煙を一度口に含んだあと肺に送り込む吸い方のことで、MTLという言い方のほかに、「タバコ吸い」や「口吸い」とも言われ、従来の紙巻きタバコと同じ吸い方をします。具体的には、口の中に溜めた煙を、ゆっくりと深呼吸するように吸う方法です。こうすることで、煙をむせることなく吸うことができるでしょう。

VAPE初心者の人は、おもいきり吸い込んでしまい、むせてしまったという経験をしたことがある人も多くいるかもしれません。そのような人は、MTLの方法で煙を吸い込めば、むせることなく、安全に肺の中に煙を送ることができます。

2.MTLとDLの違いについて

VAPEの吸い方にはMTLの他にも「DL」という吸い方があり、ここでは、それぞれの違いについて紹介します。MTLは「口から肺へ」という意味を含む単語として紹介しましたが、DLは「ダイレクト・ラング(Direct Lung)」の略となっています。MTLは煙を一度口に含んでから肺に入れるのに対して、DLは煙を直接肺に取り入れる吸い方のことを指しています。少量の煙を口内で味わうのがMTLなら、大量の煙の吸いごたえを楽しむのがDLであるといえるでしょう。そもそもVAPEは、大量の蒸気を吸うことを楽しむものですが、いきなり肺に大量の蒸気を入れてしまうと、高確率でむせてしまうことが予想できます。慣れないうちはMTLの方法で吸いながら、徐々にDLに挑戦していくのも良いかもしれません。

3.MTLのメリット

VAPE初心者の人はまずMTLから試してみると良いでしょう。MTLのメリットはいくつかあります。具体的にどのようなメリットがあるのか、1つずつ紹介していきます。

3-1.簡単に楽しめる

まず、MTLのメリット1つ目として、VAPEを簡単に楽しむことができるという点が挙げられます。MTLは従来の紙巻きタバコなどと同じ吸い方であるため、タバコを吸ったことがある人なら誰でも楽しめる吸い方といえるでしょう。MTLの場合、一度に多くの煙を肺に入れ込むDLのような難しい技術はいらないので、初めてVAPEを吸う人でも簡単に吸うことができるのが特徴です。なお、タバコから移行する人には従来通りの吸い方になるので、タバコからVAPEに変えようと考えている人でも扱いやすい方法となっています。まずは、MTLから試してみると移行がスムーズにできるかもしれません。

3-2.リキッドの味をしっかりと楽しめる

2つ目としては、リキッドの味をしっかりと楽しめるという点を挙げることができます。MTLはリキッドの味を濃くしっかりと味わうことができるのです。これは、VAPEの外からエアフローを通して取り込む空気が少ないため、気化したリキッドをより多く口の中に含むことができるのです。また、MTLは低出力で煙を発生させるため、熱でフレーバーが飛ぶことなく味わうことができるのも特徴といえるでしょう。せっかくフレーバーの香りを楽しみたいのに、高温過ぎてよく分からなくなってしまったというような悩みを解消することができます。

3-3.ニコチン入りリキッドでもむせにくい

また、ニコチン入りリキッドでもむせにくいというメリットもあります。ニコチン入りリキッドをDLで直接吸い込むと、のどへの刺激が強くてむせてしまうことがあるといわれているのです。これは、DLでは一度に大量の煙を肺の中に吸い込まなくてはいけないので、このような事態になってしまうと考えられています。しかし、MTLなら吸い込む量が少量なので、むせることがありません。そのため、ニコチン入りリキッドを楽しむことができるでしょう。

3-4.リキッドやバッテリーがあまり消費されない

さらに、MTLではリキッドやバッテリーがあまり消費されないというのも、使いやすい点として挙げることができます。MTLは少量の煙を楽しむスタイルのため、気化させるリキッドは少量でよく、リキッドの消費を抑えることができるのです。また、そのような少量の煙を出すためには低出力で良いため、バッテリーの消費も抑えて使用することができることにより、このようなメリットが生まれています。リキッドもバッテリーも長持ちさせることができ、交換頻度も高くないため、費用も抑えることが可能です。

3-5.煙の量が少ないので悪目立ちしない

最後に、MTLは煙の量が少ないので悪目立ちしないというメリットを挙げることができます。通常のタバコは喫煙所で吸う人が多くいますが、VAPEも外出先で楽しむ際は喫煙所を使う人がほとんどのようです。喫煙所でも大量の煙を楽しむ爆煙は、悪目立ちしてしまい嫌がられることが多いため、煙の量が多いと周りの目を気にしてしまうということもあるかもしれません。しかし、MTLなら煙も少なく従来のタバコと同じように吸えるので、周りの目を気にせず吸うことができるのです。喫煙所で吸っていても堂々としていることができるので、煙が気になるという人にもおすすめです。

4.MTLのデメリット

MTLはメリットの多い吸い方ですが、デメリットもいくつか存在します。MTLの吸い方をしようと考えている人は、デメリットにはどのようなものがあるのかを知ってから選ぶようにすると良いでしょう。

4-1.煙を使ったVAPEトリックができない

MTLのデメリット1つ目としては、煙を使ったVAPEトリックができないという点を挙げることができます。VAPEトリックとは、VAPEを吸った際に吐き出す煙を使って行うパフォーマンスのことを指しています。煙の吐き出し方によって、大きな煙の輪を作るなど見た目に楽しく、動画サイトで人気に火が付いた新しいVAPEの楽しみ方といえるでしょう。VAPEトリックは大量の煙を吐き出してパフォーマンスをおこなう必要があります。しかし、MTLでは煙が少なくVAPEトリックができないのです。VAPEトリックをおこなう際はMTLではなく、DLの爆煙でおこなわなくてはいけません。

4-2.煙が少ないので吸ったときの爽快感が少ない

また、煙が少ないので吸ったときの爽快感が少ないという点もMTLのデメリットとして挙げられます。MTLは少量の煙を濃く味わう吸い方のため、大量の煙を吐き出すときに得られる爽快感は味わうことができないのです。ちなみに、DLでは大量の煙を吸うので、MTLでは得ることができない爽快感を感じることができるでしょう。そのため、大量の煙でいかにも「吸っている」感じを得ることが好きな人には、MTLでは爽快感や満足度が少なく感じられるかもしれません。

5.MTLの吸い方

MTLはタバコと同じ吸い方ではありますが、VAPEならではのポイントがあります。まずは、MTLの場合、リキッドが気化する時間が必要なため、紙巻きタバコを吸うときよりもゆっくりと吸い込むようにしてください。吸い込むときに自分の好きな量の煙を口内に入れ、その後ゆっくりと深呼吸するように肺に取り込みます。吸い込む煙の量は、多くなくてもかまいません。大量の煙を楽しむ吸い方ではないので、どちらかといえば少量の煙をじっくり味わうように、ゆっくりと吸い込んでいきましょう。始めから深呼吸のように吸ってしまうと、いきなり肺まで煙を吸い込んでしまうので、口だけで吸うイメージを持つと良いです。

6.MTLにおすすめのVAPEの選び方

ここからは、MTLを楽しむために、適した設定やパーツの選び方を紹介していきます。さまざまな選択肢がありますが、適切な設定やパーツを選ぶことで、より満足感を得ることができるでしょう。

6-1.クリアロマイザーはMTL特化型を選ぶ

まずは、クリアロマイザーはMTL特化型を選ぶようにしましょう。ちなみに、リキッドを溜めておけるタンクが付いているアトマイザーで、市販のコイルを交換して使用するものを「クリアロマイザー」と呼びます。クリアロマイザーの中でも、MTLに特化したタイプが多数発売されているので、そのようなタイプを選んで購入するのが良いです。MTLに特化したタイプであれば、濃い味で少量の煙が出るように、エアフローを小さく調整出来たり、高い抵抗値のコイルが付属したりしているものも販売されています。クリアロマイザーにこだわって選ぶことで、MTLの吸い方をより楽しむことができるのです。エアフローやコイルによって吸い心地も異なるので、重要なポイントといえるでしょう。

6-2.より深く楽しみたいならRDAを選ぶ

また、アトマイザーの種類のひとつであるRDAを選ぶと、よりMTLを深く楽しむことができます。RDAとは市販のコイルではなく、自分で手巻きしたコイルを使用するアトマイザーのことをいいます。正式名称は「リビルダブル・ドリッピング・アトマイザー(Rebuildable Dripping Atomizer)」です。RDAは直接コイルにリキッドを垂らして気化させるので、より雑味が無くクリアで濃い味わいでリキッドを楽しめるのが特徴となっています。また、コイルを自作することで抵抗値を好みの設定に変えることができ、MTLにぴったりの抵抗値で楽しむことが可能になるのです。人によって、最適な抵抗値は異なっています。自分で調整できれば、より楽しみながら吸うことができるでしょう。

6-3.MODはテクニカルMODを選ぶ

MODはテクニカルMODを選ぶというのも、MTLを楽しむためのポイントになります。温度管理機能や出力調整機能が付いたテクニカルMODは、MTLには必須です。温度管理機能は設定した温度を保つように出力を調整してくれるので、低めの温度で少なく濃い煙を味わうMTLと相性抜群といえるでしょう。高い温度になりすぎてしまうと、熱でせっかくのフレーバーを楽しむことができなくなってしまうのです。なお、出力調整機能はコイルに合わせて自動で安全な出力にしてくれるため、設定に悩むことなく使用することができます。テクニカルMODであれば、安全に、楽しく煙を吸うことができるでしょう。

6-4.ドリップチップは細目のものを選ぶ

ドリップチップは細めのものを選ぶと良いでしょう。ドリップチップは口径に共通の規格(510規格)があり、ほとんどのアトマイザーが、この規格に対応しているので、好みのものと交換して使用することが可能です。ドリップチップには長さや素材、太さなどさまざまな種類があります。それぞれの特徴によって、煙を吸ったときの味わいや、口当たりも異なるといわれています。なお、MTLには内径が細いドリップチップを選ぶと、煙が集中して通ってくるのでより濃い味わいを楽しむことができるでしょう。また、人それぞれで好みがあるので、いくつかの種類を試してみるのもおもしろいかもしれません。数種類を買って、気分によって使い分けるという方法もおすすめです。

6-5.リキッドはPG多め

リキッドの主成分であるPG(プロピレングリコール)と、VG(植物性グリセリン)は煙と味に対する特徴が異なります。PGはフレーバーの乗りが良く、吸ったときにしっかりとのど越しを感じられるのが特徴です。なお、PG自体は煙があまり発生しない成分を含んでいます。そのため、少量の煙で濃くフレーバーの味を楽しむMTLのときは、PGの比率が多いリキッドを選ぶと良いといえるでしょう。ちなみに、VGは、PGの代用として使われることが多くなっています。PGよりも多くの煙を発生させることができるので、煙を多く吸って楽しみたいという人には、VGが好まれる傾向があるようです。また、VGは無味無臭という特徴があります。

7.MTLの注意点

VAPE初心者でも始めやすいMTLですが、使用するときの注意点がいくつかあります。安全に使うためにも、しっかりと注意点を意識するようにしてください。MTLは、通常はエアフローから外気を取り込むことで、熱せられたコイルやウィックが冷えるという仕組みになっています。しかし、エアフローを絞った設定のMTLでは、冷えずに本体に熱がこもってしまいやすいという特徴があります。

なお、タンクが付いているアトマイザーの場合はリキッドによって冷えることもありますが、タンクが無いRDAの場合は特に注意が必要です。そのようなRDAを使用する場合は、吸うたびにボタンを押して都度煙を発生させるのではなく、アトマイザー内の煙をすべて吸い切ってから加熱することを心掛けるようにしましょう。

8.MTLにおすすめのスターターキット

ここでは、MTLにおすすめの「JUSTFOG FOG1」というスターターキットを紹介します。

JUSTFOG FOG-1

「JUSTFOG FOG1」は、手軽に使えてコンパクトなペン型デバイスでありながら、MTL用の高抵抗値のコイルとDL用の低抵抗値のコイルが付属していて、好みの吸い方に対応できるという点が特徴となっています。味の再現性が高く、おいしい煙を手軽に味わいたい人におすすめです。持ち運びにも便利なので、外出先でも気軽に使うことができるでしょう。タバコから移行したいと考えている人も、満足できるスターターキットとなっています。

MTLでVAPEの濃く美味しい煙を味わおう!

MTLは、初心者でもすぐにおいしくVAPEを楽しめる吸い方となっています。しかし、よりおいしくVAPEを楽しむためには、ここで紹介したポイントを押さえる必要があります。MTLのメリットや注意点を押さえ、MTLで濃くておいしい煙を味わいましょう。特に、まだ慣れていない人は、スターターキットのJUSTFOG FOG1から使ってみると良いかもしれません。

LINEお友達特典500円OFF