【ニコリキの基礎知識】自作方法や意外と知らない濃度や禁煙効果

2019-02-25 仕組み・吸い方

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紙巻きタバコ、加熱式タバコに取って代わり、ジワジワと人気を集める電子タバコのニコリキ。そもそもニコリキって何？と、まだあまり馴染みのない人もいるかと思います。今回は、ニコリキとは何なのか、注意点等を合わせて解説！さらに自作方法や濃度計算方法、意外な禁煙効果も紹介します。

Contents

1. ニコリキ（ニコチン入りリキッド）とは？
2. 紙巻きタバコより無害？タールとニコチンから見るニコリキの安全性
3. 自作ニコリキ！必要なものとニコチン濃度の計算法
4. ニコリキには禁煙効果がある？主な禁煙4例
5. 好みのフレーバー、好みのニコチン量で味わえる！ニコチンリキッド

1 ニコリキ（ニコチン入りリキッド）とは？

「ニコリキ」とは電子タバコVAPEの「ニコチン入りリキッド」の略です。「リキッド」とは気化した蒸気を吸引し、主にその香りを楽しむもので、元来ニコチンは含まれていません。そのリキッドにニコチンを添加したのが、ニコリキと呼ばれるものです。

紙巻きタバコや加熱式タバコよりも比較的コスパが良く、何よりフレーバーの豊富さが、嗜好品としての楽しみの幅を広げています。

2 紙巻きタバコより無害？タールとニコチンから見るニコリキの安全性

紙巻きタバコや加熱式タバコ特有のニコチンによる喉への独特の刺激を「キック感」といいます。電子タバコVAPEにそのキック感を求める声に応えて、誕生したのが¬ニコリキです。ニコチン入りになると、身体への影響は紙巻きタバコと変わらないのでは、という疑問も生まれます。しかし、タールとニコチンという成分で比較すると、ニコリキは紙巻きタバコよりも害が少ないのです。

2.1 がんの心配ナシ！タールを含まないニコリキ

ニコリキにはタールが含まれていません。タールとはタバコ臭やヤニの原因で、発がん性があり、口腔環境にも悪影響を及ぼす有害物質です。タールはタバコの葉に含まれる物質ですが、ニコリキはタバコの葉を一切使っていないので、ニコリキによる発がんを心配する必要はありません。一方、紙巻きタバコや加熱式タバコは、タバコの葉をそれぞれ火や電気で熱して吸うタイプです。

2.2 ニコチンは発がん性ゼロ！ニコリキなら濃度も調整可能

ニコチンは、タールと並ぶ有害物質と考えられがちです。依存性が高く、神経系への悪影響が強いものの、がんの根本的な原因ではありません。また、ニコリキは紙巻きタバコと異なり、リキッドを自分で配合する際、ニコチン濃度を自分好みに調整することもできます。つまり、体調に配慮しながら、依存度を制限する方法もあるのです。

2.3 タールとニコチンで比較！ニコリキと紙巻きタバコ

	ニコリキ（電子タバコ）	紙巻きタバコ	加熱式タバコ
タール	含まない	含む	含む
ニコチン	含む（調整可能）	含む	含む

タバコの2大成分であるタールとニコチンだけを見て比較しても、ニコリキは他の2種類のタバコよりも「やさしい」タバコです。イギリスの医薬品庁ではニコリキを「禁煙補助」のアイテムとして認めています。また、アメリカの食品医薬品局によれば、ニコリキの安全性は紙巻きタバコに比べて非常に高いということです。ここ日本でも次第に評価が高まってきています。

3 自作ニコリキ！必要なものとニコチン濃度の計算法

ニコリキは自分でも簡単に作れます。多数あるフレーバーの中から自分の好みを探したり、自分に合ったニコチン濃度を設定したりすることもできるため、自作はおすすめです。以下、作成に必要なものと、方法を紹介します。

ニコリキ作成に必要なもの

自作ニコリキに必要なのは、ノンフレーバーニコチンベースリキッドとフレーバーリキッドの2種類のリキッドです。気になるフレーバーをいくつか用意しておけば、さらに楽しみが増えるでしょう。

ノンフレーバーニコチンベースリキッド	フレーバーリキッド

ニコチンベースリキッド 60ml 5.4% (54mg/ml) 商品詳細ページ	Vape Lab Menthol Arctic Blizzard 60ml 商品詳細ページ

フレーバーリキッドには、ノンニコチン（ニコチンなし）とニコチンベース（ニコチン入り）の両タイプがあります。ニコチンベースフレーバーだけではキック感が物足りない場合、ノンフレーバーニコチンリキッドを加えれば、味を壊すことなく、ニコチン濃度を高くできます。多様なニコチン濃度を楽しみたい人は、ノンニコチンフレーバーと配合することをおすすめです。

ニコチンの濃度計算方法

あらかじめ理想のキック感を決めておきましょう。以前に吸っていた、あるいは普段吸っている紙巻きタバコのニコチン含有量が参考になります。

ニコチン濃度の計算が少し、わかりにくいようでしたら、以下で簡単に算出できます。ぜひ、お気軽にチェックしてみてください。

ニコチンの自作方法＆濃度計算表はコチラ

ニコリキ自作時の注意点

ニコチンは国内の薬事法において「劇薬」と指定されています。ニコリキの作成時は、手袋等を着けて、液が肌に触れないよう、慎重に行いましょう。ニコチン濃度についても、依存性や中毒性を考慮して、最初のうちは低いリキッドから試してみるのがおすすめです。また、日本国内でのニコリキの転売・譲渡は禁止されています。絶対におやめください。

4 ニコリキには禁煙効果がある？主な禁煙4例

ニコリキは「禁煙補助具」そのものではありませんが、禁煙効果を期待できる要素はいくつかあります。ここでは、その根拠となる例を1つずつ紹介します。

紙巻きタバコからニコリキ（電子タバコ）に移行した人で、禁煙に成功した例が多い

購入・携帯・喫煙という手軽さの面で、紙巻きタバコはニコリキ（電子タバコ）とは比べものになりません。紙巻きタバコは、スーパーやコンビニ、自販機で簡単に入手できて、喫煙時間も1本5分ほどで済みます。一方、ニコリキは、嗜好品としての要素が強いイメージがあります。紙巻きタバコからニコリキに移行すると、タバコの量が減り、タバコに対する欲求が弱まるケースが多いようです。

紙巻きタバコに比べて、ニコリキ（電子タバコ）の方がニコチンの吸収量が少ない

主要な3種類のタバコをニコチンの吸収量で比べると、紙巻きタバコ＞加熱式タバコ＞電子タバコという順です。ニコチンは依存性が強い物質なので、そのまま依存度の高さも同じ順になります。

ニコチン濃度が調整可能なため、徐々に配合量を減らしていく禁煙方法もある

自作ニコリキの大きな特徴といえば、ニコチン濃度を自由に調節できる点です。最初のうちは濃度を低く、慣れてきて、徐々に高くしていくという楽しみ方もある一方で、禁煙をめざす場合、徐々に配合量を減らしていくという方法もあります。

フレーバーを楽しんでいるうちに、紙タバコがおいしくないと感じるようになる

フレーバーリキッドの豊富さから、多様な味を楽しんでいると、次第に紙巻きタバコを味気なく感じてしまうケースがあります。また、紙巻きタバコ特有のタバコ臭さに抵抗が生まれ、敬遠しがちになる人も多いようです。

5 好みのフレーバー、好みのニコチン量で味わえる！ニコチンリキッド

電子タバコVAPEの「ニコチン入りリキッド」は、豊富なフレーバーとタバコ特有のキック感が醍醐味です。自作ニコリキなら、フレーバーもニコチン濃度も、自分好みに調整できます。紙巻きタバコや加熱式タバコにはない安全性から、禁煙補助を担うアイテムとして、世界的に評価が高まっています。手軽に始められるので、関心のある方はぜひチェックしてみましょう。

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