今回は、2018年6月にploomTECHでお馴染みJTから株主向けにローンチされた資料をまとめました。意外と知られて居ないJTのVAPEの世界展開を見ていきたいと思います。
Contents1 T-VaporとE-Vapor
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
たばこ事業法により、国内で唯一たばこの製造を行っているJT。正式名称は日本たばこ産業株式会社で、メビウスなどのブランドが有名です。そんなJTが2018年6月に株主向けにローンチした資料には、「T-VaporとE-Vaporの2軸でやってきましたよ」というまとめのお話と、「2020年までに3つの新商品を投入しますよ」という未来のお話が描かれていました。
個人としては、「T-VaporとE-Vaporの2軸」がそもそもあったのが驚きでした。
2 ploomTECHなどのT-Vaporのボリューム
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
T-Vaporとは、PloomTECHの領域です。2017年実績、$3.2Bn(32億ドル)となっております。
3 2020年までに日本の加熱式たばこの40%シェアを目指す
グラフがたばこカプセルでできていてかわいいです。今の二倍の、2020年までに日本の加熱式たばこの40%シェアを目指すそうです。
4 2つのアイテムでIQOSを追いかける
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
従来のploomTECHに加えて、2つのアイテムを2019年〜2020年に投入。
ざっくり言うと、それぞれこのような特徴になっています。
ploomTECH+
- •新しいデバイス、従来と同様の低加熱タイプ
- •豊かな蒸気で、改善された満足感
- •煙の臭いはなく、燃焼もなく、灰殻もない
- •使いやすく、メンテナンスが不要
- •PloomTECHと同じたばこカプセルを使用
ploomS
- •紙巻たばこのような豊かな風味と香り
- •上質な味
- •臭いが少なく、燃焼もなく、灰殻もでない
- •直感的で便利、モダンなデザイン
- •最小限のメンテナンス
iPhoneみたいなネーミングです。(笑)画像がまだ入手できて居ないのですが、手に入れ次第こちらの記事を更新していきたいと思います。 メルマガ購読の登録はこちらから!
5 E-Vapor
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
T-Vaporに対してE-Vaporについてお話ししたいと思います。E-Vaporとは、いわゆるみなさんがご存知の"VAPE"です。JTが作るVAPE「Logic」の領域となっております。
6 E-Vaporの売上ボリューム
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
2017年実績で、$6.3Bn(63億ドル)の規模となっており、ploomTECH事業の約2倍となっております。ここからも世界の主流がVAPEであることがわかりますね。
7 すでに発売している3つのVAPEアイテム
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
以下のような特徴になっています。引用:「Electronic cigarettes | JT Science」https://www.jt-science.com/ja/what-vaping/electronic-cigarettes
logic POWER
リキッドが充填された交換用カートリッジを使用する、シンプルなタイプの電子たばこです。バッテリーは使い切りの製品と充電式の製品があります。カートリッジシステム(Cartridge sytems)とも呼ばれます。
logic LQD
このタイプの電子たばこもリキッドが充填された交換用カプセルを使用しますが、より多くのベイパーを生成するよう、シガライクよりも容量の大きいバッテリーが使用される傾向にあります。バッテリーは充電式です。カプセルシステム(Capsule systems)とも呼ばれます。
logic PRO
このタイプの電子たばこは、使用者が自身でリキッドを補充することができます。クローズドタンクシステム同様、より多くのベイパーが生成されるよう、容量の大きい充電式バッテリーが使用される傾向にあります。多様な種類のデバイスとリフィル(補充)用リキッドを使用することができ、好みに合わせたカスタマイズが可能です。リフィル可能システム(Refillable systems)とも呼ばれます。
-引用ここまで-今度はなんとなくMAC(Appleのパソコン)みたいなネーミングですね。(笑)実物がまだ入手できて居ないのですが、手に入れ次第こちらの記事を更新していきたいと思います。メルマガ購読の登録はこちらから!
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
ポスター広告の画像を見ると、logic LQDとlogic PROの違いがよくわかりますね。
8 JTのPOD型VAPE
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
そして、JTからもついに"POD型VAPE"が登場。とりあえず買ってみてJUULと比較かなあ…。
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
横から見ると、ちょっと四角いんですね。JUUL系です。
9 まとめ
画像引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/2018_London/pdf/20180605_3.pdf
ploomTECHで日本の喫煙の風景をがっつり変えてしまった会社でも、世界規模で見るとVAPEの売上が倍ある。さらにPOD型VAPEを投入していくことで、VAPEはますます世界の主流へ加速していくでしょう。
なお、JTのVAPE"logic"のレビューは追って掲載いたします。メルマガ購読の登録はこちらから!
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