近年注目されてきたPOD型VAPE。その中でもSTLTHとJUULは高い人気を誇っています。しかしそれぞれのレビューなどで比較しても、いま一つ違いがわからないこともあるでしょう。今回はSTLTHとJUULの違いを、価格や機能、デザインから吸い心地にいたるまで徹底解説します。
Contents1 STLTH(ステルス)とJUUL(ジュール)の基本情報の比較
購入するときにまず気になるのが、値段や基本的なスペックでしょう。それぞれの情報を表にしてまとめました。
STLTH(ステルス) | 比較内容 | JUUL(ジュール) |
---|---|---|
¥3,300 | スターター の値段 |
¥5,900 |
カナダ | 国 | アメリカ |
Chill | メーカー | ジュール・ラブズ |
POD型VAPE | タイプ | POD型VAPE |
スターターの値段はSTLTHが3,300円、JUULが5,900円と、STLTHの方が安く、初期コストをかけたくない人にはおすすめ。 STLTHもJUULもPOD型VAPEです。POD型は軽くて持ち運びしやすい上に充電式で、PODを取り付けるだけで使用できるので外出先でも気軽に使いやすいのが特徴です。
2 STLTH(ステルス)とJUUL(ジュール)の本体デバイス情報の比較
電子タバコを買うならその見た目や持ち運びのしやすさなども注目したいポイントです。 パッと見たときにも外見の違いが印章的なSTLTHとJUUL。重さや色、素材などスペックの違いから、画像でわかる直感的な特徴をご紹介します。
STLTH(ステルス) | 比較内容 | JUUL(ジュール) |
---|---|---|
4色 | カラー展開 | 2色 |
19.1×11.1×85.5(cm) | サイズ | 14×6×80(cm) |
23g | 重量 | 50g |
420mAh | バッテリー | 200mAh |
microUSB typeB | 充電 | 専用charging dock |
マットなラバー | 素材感 | つや消しスチール |
画像比較
吸い口
正面・側面
底面の給電部分
サイズはSTLTHの方が大きい一方、JUULの方が2倍の重量があります。とはいえJUULも卵1つ分より少し軽い程度の重さしかありません。ポケットにいれたりして持ち運びしても邪魔にならない重さと大きさです。
STLTHが使用する充電ケーブルは、スマホの充電器としても馴染みがある「microUSB typeB」。JUULが専用の充電器「charging dock」が必要です。1度充電してしまえばSTLTHの方が長く持ちます。 長時間持ち歩く場合などを想定すると、STLTHの方が使いやすいでしょう。
本体のデザインで比較してみるとSTLTHは黒、灰、青、ピンクの四種でどの世代にも受け入れられるマット素材。JUULは黒を灰の2色ですが、つや消しが入ったスチール素材のシックなスタイルが特徴です。
3 STLTH(ステルス)とJUUL(ジュール)のPOD(ポッド)ニコチンリキッド情報の比較
電子タバコでもっとも重視したいポイントの一つがニコチンリキッドです。ニコチンリキッドにも甘いものから本物のタバコに似た風味のものまでさまざまで、お気に入りのフレーバーを探してみるのも1つの楽しさでしょう。STLTHとJUULのニコチンリキッド情報を解説します。
STLTH(ステルス) | 比較内容 | JUUL(ジュール) |
---|---|---|
2.0ml | 1PODの容量 | 0.7ml |
35mg/50mg | ニコチン | 50mg |
1,700円 | 価格 | 2,600円 |
3POD入り | 入数 | 4POD入り |
約283円 | 1mlあたり | 約928円 |
5種 | フレーバー数 | 8種 |
約250パフ(たばこ2箱相当) | パフ数 | 約100パフ(たばこ1箱相当) |
一度に入る容量はSTLTHが2.0ml、JUULが0.7mlとサイズが大きい分STLTHの方が2倍以上の容量があります。
STLTHのニコチンリキッドは3POD入り1700円(1本あたり238円)、JUULは4POD入り2600円(1本あたり928円)です。JUULはブランドとして価値が高く、人気もあることから全体的に値段は高めです。その分吸い味が本物のタバコに近いため、十分な満足感を得られます。
STLTHのフレーバーは5種類。ライトなタバコブレンドのブラックダイアモンド、すっきりとした爽快感が特徴のメンソール、アップルパイのような香ばしく甘い風味のアップルクリスプ、ミディアムにブレンドされたタバコブレンド、メンソールにベリーの風味をくわえたツンドラベリーとその日の気分によって味を選ぶことができます。
JUULのフレーバーは8種類。さわやかな風味が味わえるミント、パッションなマンゴー、クールでジューシーなキューカンバー(キュウリ)、甘い風味がかわいらしいベリー、アメリカンブレンド風のヴァージニアタバコ、優しいマイルドな味が特徴のクラシックタバコ、爽快感があるスッとした味わいが癖になるクラシックメンソール、上質なスイーツのようなクリームブリュレ、8種すべてにニコチンソルトが入っておりSTLTHのものよりタバコの味わいに近いでしょう。
比較してみるとSTLTHの方が高いコスパを誇っています。一方、より本物のタバコに近いのはJUULです。フレーバー数も多く、コアなファンも満足させる逸品がそろっています。
今後、JUULの供給が不安定になる可能性あり
2018年11月、アメリカでJUULがコンビニやスーパーなど店頭でのフルーツ系フレーバーのポッド販売を中止するという報道がありました。SNSでのプロモーションも中止になり、店頭で買えるポッドはメンソールとタバコ味のみということになり、ますます風当たりが強くなっています。
供給停止の背景には10代のニコチン中毒者増加という問題があります。原因と言われているのがJUULの手軽さと、ポップさです。マンゴーやクランベリー、クリームブリュレといったお菓子のようなフレーバーがティーンの興味を惹いてしまったのです。
今後はメンソールとタバコ以外のフルーツなどのフレーバーはオンラインからの購入のみとなり、年齢確認も厳格化されるようです。そのためJUULの供給がストップする可能性は十分にありえそうです。安定供給という目線で見れば、STLTH(ステルス)の方が優っていると言えるかもしれません。
4 STLTH(ステルス)とJUUL(ジュール)の吸いごたえ比較
STLETH(ステルス) | 比較内容 | JUUL(ジュール) |
---|---|---|
★★★★☆ | ニコチンキック | ★★★★★ |
★★★★☆ | 煙 | ★★★☆☆ |
★★★★★ | 味 | ★★★★☆ |
STLTHはJUULに比べてタバコ感は弱め。しかしその分吸いやすく、ミストの吸い心地もよく、これまであまり電子タバコを吸ってこなかった人にもおすすめです。丸みを帯びた形なので唇の形にフィットしていて、くわえやすい吸い口です。また、STLTHのリキッドは素材にこだわった有名ブランドnaked100。手ごろな価格なのに十分な美味しさに仕上がっています。
対してJUULの特徴はより強いタバコ感。JUULのリキッドに使われているニコチンソルトは、よりニコチンに近い性質を持っている物質です。ニコチンソルトをリキッドにいれることにより、これまでの電子タバコに物足りなさを感じていた人でも満足感を得られるように。そのニコチン感の濃度からJUULはSTLTHよりも上級者向けといえるかもしれません。
5 自分好みの選択を!
STLTHの魅力は初期費用と運用費用がかなりお手ごろなところ。一方JUULは強いタバコ感と豊富な味の種類が魅力的です。どちらも充電式で、リキッドを差し替えるだけで使えるPOD型VAPEなので初心者でも使いやすくなっています。VAPE初心者の入門用としてはどちらもおすすめですが、予算や見た目、好みの味などさまざまな要素を掛け合わせて選ぶとよいでしょう。
vape.shopでは電子タバコの本体キッドからリキッド、アクセサリーにいたるまで取り扱っています。初心者向け、中級者向け、爆煙タイプと喫煙傾向から商品をピックアップしているので、ぜひお気軽にご覧ください。
電子タバコは紙タバコに比べて毒性も低く、さまざまなフレーバーのおかげで喫煙後のにおいもぐっと抑えられます。禁煙や分煙が主流になってきた今だからこそ、新しいタバコの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか?
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